FC2ブログ
flower border

黒豹は夜を切り取らない。

20180922 ご質問頂いたのでお答え致しました~。

お付き合い、始めました。10

Categoryお付き合い、始めました。
romancebegins.jpg

思いの外ヒドイ話になりました…。下品注意、下ネタ注意。
ジャン回のアレとかソレが尾を引いてとんでもないことになってます。
主にハンジさんが暴走。巻き込まれる兵長。
項垂れる団長。難を免れたミケ(笑)。

この回読まなくても次にほとんど影響ないと思います(じゃあ何で書いた…!w)。避けても大丈夫!

ジャン、ひとりごとはいいけど他人に聞かれないようにしようぜ。おかげでこんなことに。

ちなみに、おにゃのこのおぱーいは私も触ってみたいです(変態)。よく大きいお胸はふわっふわ言うじゃないですかー。○姉妹の○香さんのおぱーいはさぞかしふわっふわ…!

多分(多分!?)、次回からはいつも通りのロクでもないカンジに戻ると思います。

20171006→
window-curtain.jpg

「やぁやぁやぁ、ごめん! 遅くなっちゃった! いやね、モブリットにさ、ちょっと巨人の捕獲方法について話を聞いてもらってたらさ、なかなかいい案を、」
たったひとりなのにどやどやと喧しい。いつものことである。
「うるせえな、クソメガネ。黙るかここ出るかどっちか選べ」
リヴァイは心底不機嫌そうな声で吐き捨てるように言った。大きな机の前で腕を組んで面倒そうに騒音の元を睨む。尻の辺りを机に預けて立っていた。
「呼ばれて来たのにもう出るとかさあ! リヴァイは面白いなあ」
「俺はクソも面白かねえよ」

エルヴィン・スミスの執務室。本来は静謐な空間なのだが、幹部クラスの召集がかかると少々賑やかに過ぎる場所に早変わりすることがある。原因は主に分隊長のひとり、ハンジのせいである。

「オイ。テメェ何してやがる」

眉間の皺が深くなった。

「んー? いや、人類最強の人類最強が人類最強だって聞いたから」
「あ?」

ハンジは徐にしゃがみ込んだのだが、どういう訳かそれがリヴァイの真正面で、……しかも、股間を凝視していた。

「最近噂になってるらしいよー。新兵たちが『兵長の兵長マジ人類最強!!』とか言い合ってるんだって! あなた、一体、ナニしたの?」
瞳を輝かせて尋ねることではない。
「そりゃ俺の質問じゃねえか。テメェこそ何してやがんだ。ひとの股座覗き込んでんじゃねえよ、気持ち悪い」

もっともである。

「えー、でも誰かがココの威力と偉大さを知って喧伝してるから噂になってんじゃないのぉ?」
ハンジはまだ目の前のソコを凝視している。
「威力って何だ。とにかくどけ」
「まあ脱いでもらわないと何がどうどれくらい人類最強かわかんないんだけどさあ」
「何から何まで意味がわからねえよ。いきなりこんなとこで脱ぐか、お前じゃあるまいし」
「まだ脱いだことないってば!」

目を見開いて力説する。さも「忘れたの!?」と言わんばかりに。

「まだ、じゃねえよ。今後も今も脱ぐ必要あるかクソが」
「またぁ! この鍛え抜かれた美しい肉体、女性としての美、そうそう拝めるもんじゃないよ?」
「……オイ、モブリット! お前の上司、このクソの詰まったアタマどっかにぶつけやがったのか?」

ドアの向こうに待機しているかもしれないハンジの副官に声をかけた。

「でさあ、リヴァイ、ソレが勃った時の、ビ○ビ○とギ○ギ○ってどう違うの?」
「何ハナシ逸らしてんだ。……とりあえず、蹴りゃマトモに働くようになんのかコレは」

見た目以上に膂力と筋肉を供えた脚を高々と上げる。

「ちょ! あっぶねえええ!」
ハンジは身を翻して後退した。
「お前のアマタほどじゃねえだろ」
「純粋な探究心なんだけどなぁ」
「そうか。お前の副官を存分に探求してこい」

ハンジはほんの一瞬怯んだ。

「いや噂になってるの、あなただから!」
「だから、野郎の身体に興味あるなら、お前の副官が適任だろうが」
「モブリットにあなたのこと訊いてどうすんのさ!」
心なしか頬が上気している。上気する恥じらいがあるのなら、何故自分には尋ねられるのかと、不躾な問いを受けた側は思わずにいられない。
「すでに俺のがどうこうって話じゃねえじゃねえか」
「だって、人類最強の人類最強が人類最強だってハナシなんだもん」
「もんじゃねえよ」
「ソコ、なんかスゴイの? ひとと違うの? 違うとしたらどう違うの?」

純粋な探究心とやらが暴走し始めたらしい。

「知るか。だいたい比べねえだろこんなもの」
「そうなの?」
「お前、同性の兵士に胸見せろとか言うか?」
「うん! 素晴らしく大きかったら見せてって言うね!」
「ド変態じゃねえか……」
「えー! 感触とか知りたいじゃないか! 兵服の上からでもわかる見事な大きさならちょっと試したい!」
「何を試すんだよ……」

リヴァイはうんざりした顔をする。女性の志願者が今まで以上に減ったらどうする。上官が変態では示しがつかない。
新兵の少女と深みにはまりかけている男に言う資格はないということには、今はそしらぬ顔で無視を決め込んでいる。

「だから、やわらかさとかカタチとか、直に触ったりしてみたいじゃないか! 自分とどう違うのかなあって。男はしないの?」
「……いや、ほかの女もしねえだろ、どう考えても……。何が哀しくて野郎の身体に触らなきゃならねえ」
「で? 臨戦態勢の時のギ○ギ○とビ○ビ○だよ! どう違うのさ。どっちも勃ってんのに何が違うわけ?」
「無視かよ。昼日中にお前は何言ってやがんだ」
「お? 夜ならいいの? やだなーリヴァイ、もしかして誘ってる!? おわっ!!」

ハンジの腰にサイドから蹴りが入った。ほんの少し体勢を整えただけのリヴァイが、右脚を上げた瞬間クリーンヒットさせた。

「いい加減にしろこの痴女。俺には選ぶ権利もねえのか」
「冗談だよ。え、リヴァイ、もしかして、……勃たないの?」

ハンジは青ざめて、申し訳なさそうな顔をした。

「何でそうなる」
「答え知らないのかと思って」
「お前には腹立ってるし気も立ってる」
「ぶっは! リヴァイにしちゃ気の利いた答えだね! ……ってことは、ソレは勃たないんだ」
「ああ、お前には勃たねえよ」
「えええええ、まったぁ! ギ○ギ○だかビ○ビ○だかわかんないけど絶対、」

「――お前たち。一体ここを何だと思ってるんだ」

エルヴィンの至極冷静かつ低い声が響いた。心なしか青ざめて見える。

「オイ、エルヴィン、こいつどうにかしろ。変態が上司じゃ部下の士気が下がる。ただでさえ足りねえ人手が更に減るだろうが」
「えー、探究心なくして巨人にどうやって打ち勝つのさ!」
「必要ねえ探究心俺にぶつけただけじゃねえか、この変態」
「減るもんじゃなし」
「あ?」

頭が痛い。
エルヴィンは穏やかに長く息を吐いた。

「お前たち、どうやら暇な上に能力を持て余し気味らしいな。私としたことが見逃していた。今日から二週間ほど、新兵たちの訓練指導でもしてもらおうか。人類最強の兵士と、我らが誇る探究心旺盛な分隊長から直々の指導があれば、能力や経験値の向上に繋がるだろう。もちろん、報告書もしっかり提出してもらう。適当に書こうものなら突き返すからな」

リヴァイの仏頂面に怒りまでが加わった。

「オイオイオイオイ、ちょっと待て、俺はとばっちり食らっただけじゃねえか。書類仕事までさらっと増やしてんじゃねえよ」
「いや、リヴァイがさくっと答えてくれれば話もすぐ終わってたし?」
「俺のせいにするんじゃねえよ変態クソメガネ」
「あ、じゃあ、エルヴィンに訊けばいっか。男のアレってさ、」

ハンジは邪気のない顔で調査兵団団長の顔を見た。

「ハンジ! お前、一応嫁入り前だろう!」
「うん、ぴっちぴちのね! てか、一応って何だよ! え、あ、それがどうかしたの、」
「黙れクソメガネ」

ノックの音がした。勝手を知っているかのように答えも待たずドアが開き、ミケが顔を出した。どう考えても深刻な議題が上がっているとは思えない。

「あ、ミケ、いいとこに来た! あのさ、」

「「ハンジ!!」」

男二人が同時に叫んだ。

エルヴィンはうなだれてこめかみを指先でマッサージした。
どうにも気苦労の耐えない役職である。あるいは部下に問題があるせいか。巨人討伐以外の場では問題が山積していることから、つい目を逸らしてしまう。

ミケはわかったようなわからないような顔で、スン、と小さく鼻を鳴らした。

お父さん団長、……ふぁいと……。
関連記事

0 Comments

Post a comment