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サブタイ通りでした。

璃果

璃果

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40話「昔話」。

ヒスの過去とエルヴィンの過去が語られる回でした。

ディテイルはとりあえず期待し過ぎないものとして観ていたのですが、そこそこ原作に近い感じもあったりして、前2話よりは受け止めやすかった。

ただ、相変わらずというか、絵のバラつきというの? 安定感がなくて、ちょっと目にウルサイ気がしないでもない。エルヴィン久々の見せ場というか、長台詞の回なのに、エルヴィンがあまりイケてないような…。確かに前線から退いてはいるけど、なんか線が細すぎに見える。

あれか、二次のやたらデカくて筋肉質な団長を見すぎたのか。

二次だと大抵「お相手」が居て、その方との体格差を強調したいんですか? と訊きたくなるくらいめったやたらに身体デカく描かれてるのよく拝見してるもんで。いや確かに「お相手」小柄なんですけどもね。

ハンジの顔が割と丁寧でキレイなとこに、イイカンジの悪意を感じた。サネスの呪詛を受ける時のシーンがね。恐ろしいフラグが立つあのシーンも削られたらどうしようかと思ってたら、辛うじてあってほっとした。
ああいう、必ずしも希望に繋がらないどころか絶望待機みたいなシーンは、削っちゃダメ。「進撃」じゃなくなる。
あって良かった。
何が正しいか、とか、そういう常に反転して逆転する可能性のあるものだとか、希望がなくても進まなくてはいけない現実だとか、そういうものを誤魔化すんじゃなく、目を逸らさず見つめさせるあの物語から、安易に削ってほしくなかったから。
イヤなシーンではあるんです。不穏だし、暗澹たる気分になるんだけど。

ヒスに事実と現実を突きつけて女王になれと半ば強要したリヴァイ、それに反感を抱く104期とかは、描かれないままなんだろうか。地下街で生まれ育って過酷な環境で生き抜いて今がある大人が、子供たちに腹を括れと迫るあのシーンも、すごく大事だったのに。

もうあちらこちら時系列組み替えられてしまってるので、知ってる話なのにアタマが追いつかない。

40話はさらっと流すように観終わってました。ネットでもう一度観たけど、やっぱりさらっと。

山野に身を隠してたリヴァイ班と山間を人海戦術で検めて探し出そうとする憲兵団との例のアレ、が次回みたいですね。マルロとヒッチたん。ジャンくんの見せ場!

今回、何かりばみかしいのがまたぶっこまれました。

正直、嫁がダメな子にされてってるカンジがして、とてもせつないです。私の嫁の「異常なのはわかっていたけど兵長に従うのが今は最善」という台詞、あれはきちんと残るんでしょうか。
とてもじゃないけど、「エレン」と名前聞いたら即行動に出ようとするイノシシ女がムツゴロウへいちょうにどうどうされてるようでは、そんな台詞出て来そうにないんですが。

原作読んだ時は、即行動に出たいところを、ミカサなりに考えて、ぐっと堪えているんだ、と思ってた。

女型戦でリヴァイに負傷させてしまい、兵団最大戦力を失った状態で巨人2体を相手に闘うことになって、結果団長は片腕を食い千切られ旗印が折れそうな中、仲間がどんどん死んでゆく中で、死を覚悟してエレンに「ありがとう」を言ったミカサだから。

もう自分の身勝手な行動を「強さ」と変換せず、ミカサなりに考えて、「エレンのために」最善を尽くすようになったんだ、と思ってたのに。

「エレンのため」。それがミカサの行動原理でしょう。それはわかる。そこを強調したいのもわかる。でも、あれじゃ成長がないじゃん…。いいんだよ、エレンエレンで。それもミカサだから。そうじゃなくてさ。
「エレンのため」を本気で願うのなら、どうするべきなのか、を考えるようになったミカサ、で表現して欲しかったんだってば。そして、自分の強さを過信してただ突き進むんじゃなく、仲間の存在とか、仲間との連携とか、そういうものを改めてきちんと認識するようになった頃なんじゃないか、と思えるミカサであって欲しいんだってば。

今は本誌で原作の展開を逐一追ってるから、尚更そう思う。

最新号も読んだけど、ミカサにブレはない。エレンが全て、というくらい彼女にとって大切なものは変わってない。でも、サシャを喪った衝撃だってちゃんとあって、ほかの仲間たちのことだってきちんと意識の中にある。

そういうミカサに、ある日突然なるの? 違うじゃん。一緒に月日を過ごして、色んなモノ共有したからじゃないの? 王政篇では、リヴァイという、エレンを虐げているように見えるせいで気に入らない上司が、やはり有能かつ強さに揺るぎがなくて、ただの惰性ではなく従うべきだときちんと理解するようになって、兵長と、そして仲間と、協力し合って地下からエレンを救い出してる、んだと思ったんだけど。

エレンが、自分を命がけで救い出してくれた大切な男の子、というだけの存在ではなく、世界というものに大きく影響を及ぼす存在なんだって、イヤでも突きつけられてるのに。自分の大切な男の子でだけあって欲しいに決まってんじゃん。でも、それが出来ないんだっていうのが辛いんじゃないの?

二重の意味で、ミカサの「世界」の全てになってるのに。
ミカサにはエレン(とアルミン)が居ればそれで完結してる「世界」と、そんな願いとか思惑なんて全くお構いなしの現実って「世界」とがあって、どちらも分かつことが出来ないものな訳で。
だから、「世界は残酷だ。そしてとても美しい」んじゃないの?

なのに、ただ「エレン!」って助けに行こうとして、兵長に止められるの?

私の愛しいミカサを、そんなふうに引きずり落とさないでよぅ…(号泣)。

まだね、すぐそばにエレンが居て助けるために待機してて、タイミング見計らって出なくちゃいけないところでつい気が逸るミカサを止める、みたいなのならね、受け止められたと思う。そうじゃないんだよなあ。ただひたすら直情的に動こうとするミカサ、それを冷静に止める兵長、ちっとも共闘するに相応しいおんなじゃないじゃーん…orz

身体能力「だけ」が優秀な「アッカーマン」てだけなの? ミカサの価値って。エレン恋しさに暴走するしか能のないおんなのこなの? 9歳の幼女を残したまま大きくなって、それでも我慢や忍耐を覚えて、少しずつ、成長してったんじゃないのか。
いやいやだろうとリヴァイを受け容れる、てのもその成長のひとつだったはずで、怪我させて兵団に損失与えて最期を覚悟してまでアレでは、……。

もう助けてくれたのなんだの、そういうリクツとは関係なく、「エレンだから」愛しい、という純粋な狂気をはらんだ情熱を子供みたいに湛えつつも、大人にならざるを得ない現実と無理に折り合いをつけてゆく、みたいなせつなさを、私は原作のミカサに感じてるんだけど、なんかもう(泣)。

私がミカサを過大評価してるんだろうか。

正直に言えば、ミカサは完璧とは程遠くて、身体能力と強さを取ったら、かなり残念なコだとは思う。でも、だから好きなんだけど。完璧なんかではない、ただ大事なものを喪いたくない真っ直ぐなとことかが。

(なので、あのOPの屈託なく笑う幼少時代のミカサは違和感しなかい…。すごく可愛いけれど、一度死んだミカサにあんな笑顔は出来たんだろうか)

運命に逆らったヒストリアやエレンとは違うベクトルを持っていて、「ただそばに居て欲しい」という無欲と強欲だけで生きる、あの残念だけど愛しいおんなのこ。

私の嫁はこの先どう描かれるんだろう。兵長にムツゴロウされて終わったら泣くしかない。

そういうのは、二次に任せて下さい…。
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最終更新日2018-08-09
Posted by 璃果

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