FC2ブログ

Welcome to my blog

黒豹は夜を切り取らない。

Article page

Shade―SSカード×2

Category - つめあわせ
shade-top.jpg

ものすごく久々に

シリアス

原作ベース
しかも
カプ要素ナシ

のSS書いた。ひとつはついったでふぉろーさせて頂いてる方がイベント合わせの本脱稿されたので、その記念みたいなものとして(なお、カップリングありの本でしたが、特にそれとは意識しないで読めるものにしました。ちなみに、……べーこんれたすかっぷるで、りばみかちゃんではないの…)。
あ、カプ要素は直接的にはないです、という程度の意味です。私の内面にはあるな!

もうひとつは、それを書いたら、ふ、と浮かんできたやつ。

脱稿記念に書いたのは、実は5分くおりちーくらい。たまたまその時ほかの方とついったでやりとりしてたんだけど、その直前くらいにぼんやり浮かんだネタがあった。そこに脱稿した! というついが上がって、一気に完成。御本人さん以外とやりとりしながら打って完成、という…。

2本目が意外に難産で、ネタはまとまってるんだけど字数がなかなか減らなくて往生しました…。

お笑いも大好きですが、割と昔から暗くてどんよりしてて救いのないのも書いていた方だったので、カプ萌えがなかったら、案外こういうシリアスなのばっかり書いてたかもしれません。

20180125→20180126
SS-yumeato.jpg

頭の中では、海の調査や(おそらくアルミンがベルトルトの記憶から知ったために)マーレ軍の船の来航に合わせて、きっと何度も海を訪れるようになったであろうパラディ・調査兵団の面々の、何度目かの海、を思い描いてた。

みんな同じ方向を向いているけれど、同じものを見ているかはわからない。たとえ仲間同士であっても、幼馴染みであっても。
誰の視線も交わらず、波の音に声が混じる。眩しい陽射しと波光が煌く景色が前にあるのに、誰の顔にも笑顔がない。
死んでしまった人間はもう二度と戻らないこと、逢えないこと。生きていても、それ故に常に死が目の前にあること。時間は巻き戻せないこと。そういうものと、みんながそれぞれに向かい合ってる、というイメージ。
エレンアルミンには命の明瞭な期限がある。兵長は自分が仕えるべき対象を喪った。ミカサはそんな3人に何を出来るでもなく今は見守るだけ。
海のあおと太陽のきん、が象徴するのは、皆さんの脳裏に浮かぶそのひと、です。髪と瞳のいろを、何となく。
海を見たかった男の子は、親友と喜びが分かち合えなかった。自由が欲しかった男の子は敵の殲滅を脳裏に描く。ふたりとずっと一緒にいた女の子は、喪う必然と闘わなくてはならない。唯一の「おとな」は何を、誰を思い浮かべるのか。

みたいなカンジ。


SS-cantlisten.jpg

モブハンのひとなので、つい。「ゆめのあとさき」とある意味でぼんやり繋がってるので、一緒にしときます。
エルヴィン亡き後の調査兵団、ということで。

大切だった誰かの記憶が薄れてゆく。真っ先に消えるのは、「聴覚」にまつわるもの、らしい。つまり、そのひとの、声。次に消えるのは、……「視覚」にまつわるもの、なんだそうです。
つまり、ハンジはもうじきモブリットの顔も想い出せなくなる、かも、しれない。
それ以前に、可能性だけなら、隻眼になった今、残った目の視力も喪う可能性、というのがある。
沢山の仲間、部下を喪って、要のエルヴィンも死んでしまった。信頼していた副官に至っては、自分を助けるために死んでしまう。おまけに私はモブハンなので、……ハンジとモブリットはただの上官・部下ではない。
恋しいという気持ちだけが残って、声も顔も曖昧になってゆく、というのはどんなにかなしいことか。

というカンジで。




「進撃」は、「獲得」するよりも、「喪失」を繰り返す。家族を奪われる。住む場所を失う。仲間が死んでゆく。
だからこそ、「進撃する」、前に進むことが唯一の「獲得」に繋がる、のでしょう、胸が痛くなります。何もしなければ何も手に入らない、というとてもシンプルな原理で出来ている。
戦わなければ勝てないし、進まなければ奪われてしまう。戦っても戦っても、まだ奪われて、…今反撃に出てるんだけども。

でも、最終的にエレンは何を手に入れたいんだろう。自分たち以外皆殺しにして手に入るそれは「自由」なんだろうか。自分たちと同じ立場にある人間を同じ目に遭わせて得られるもの、というのは。「自由」というのは、そんな血生臭いものだったのか。
アタマがぐるぐるします…。

(原作の、今現在のエレンて、あれ、本当にエレンだけの思考で動いてるの? それまでの継承者の記憶を受け継ぐんだけど、王家が始祖を継承すると初代の思想に染まるように、何らかの影響受けたりするんだろうか。某所で考察されてる、ミカサの「エレン帰ってきて」が実はただ単にパラディへの帰還を促すものではなく、正気に戻れ、本来のエレンに戻れに引っ掛けてるのでは、というのが興味深い)

うにうに考えていると、「諌山先生すげえ…!」に帰結して終わる私のポンコツ脳をどうにかしたい(笑)。
関連記事

Category - つめあわせ

エレン アルミン リヴァイ ミカサ ハンジ SS

0 Comments

Post a comment